こどもの学習椅子を選ぶ時、気になるポイントといえば
「木製椅子」か「回転式キャスター付きチェア」かですよね。
小学生は正しい姿勢を作る大切な成長期
学習机の高さに合った椅子選びはとても大切になるので
ポイントを押さえて、正しい椅子選びをしてください。
学習机に合わせる椅子「迷うわ~。」という時
家具屋さんで学習机を選ぶ場合、
学習椅子やデスクマット・カーペットが
セットになっていたりしますよね。
でもそれ! ちょっと待ってください。
セットになっているからと
安易に決めてはいけないのが【学習椅子】です!
正しい姿勢を考えたら、まずは土台を安定させる
グラグラした土台に、何か物をを置いても不安定なように
下の部分を安定させることは 上部を安定させる第一条件!
学習椅子の場合だと、下の部分とは座面より下のこと。
上の部分とは、子供の上半身。 いわゆる姿勢です。
大人と子供の違いは、床に足が「つくか」「つかないか」
オフィスワークでは、当たり前の回転式キャスター付きチェア
この椅子が支持される理由は
前後左右の動きが自由なので動きにストレスがなく
仕事ができるところですよね。
でもこれ、移動の軸になっているのは
床についている足なんです。
足が 椅子に指示をだして、思う方向に動かしてます。
安定したい時には、無意識に両足で踏ん張ってます。
でも子供の場合。 特に小学校低学年の場合は、
全く。といっていいほど 床に足がつかないんです。
安定させるには、できるだけ動かない状態をつくること。
なので、土台が回転式キャスター付きチェアだと
土台がグラグラなので、上部の姿勢も安定しないのです。
つまり! 学習椅子の脚が良い姿勢を安定させるポイントになってくるのです。
もちろん、子供がつかう学習椅子には
適度な高さに足置き場が付いています。
また、キャスター自体も体重が乗ることで
ストッパーが効いて、動きにくい状態になる機能もあるのですが
そこはやっぱり安定度が違うのです。
成長に応じて、見直す必要もある椅子
成長期の骨や筋肉の発達は、子供の一生に関わること
骨格を形成する大切な時期を過ぎ 大きくなると、
床に足がついて自然と安定した姿勢で勉強することができます。
学習椅子というのは、成長期に必要な大切な道具である。
と考えてもらえるとうれしいです。
小さくなった服を着ると窮屈なように
毎日使う学習椅子も、見直す必要がある道具なのです。